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執筆者の写真WBCラボ

(TRP応援)4/29リアル対話イベント「自分の“これでいいんだ”をみつけよう」@三軒茶屋



4/22-23に行われる東京レインボープライド(TRP2023)応援および4/22-5/7のプライドウィーク企画として、ソジテツ®を使った「人生、性別、性にまつわる自分の“これでいいんだ”をみつけよう」リアル対話イベントを4/29(土/祝)に東京・三軒茶屋(Atelier GER)にて行います。



SOGI哲対話、ソジテツ®のコンセプトは…

今回体験いただくソジテツ®(オリジナル版)は、「人生・性・性別」にまつわる特定のテーマについて、自他を尊重するための対話ルールを守りながら、各自が自分自身の価値観(自分の”これでいいんだ”)をみつけていく哲学対話エクササイズです。


「自分の足元から広げるダイバーシティ」の考えのもと、対話を深める中で自分の価値観に気づき、同時に、この場には様々な人がいて、自分もその一人だというインクルーシブな状態を実感することができます。性の多様性を自分ごとにしてもらうために、外側からのラベルではなく、自分自身からの見方を大事にしたい、という意味でSOGI(Sexual Orientation and Gender Identity=自分はどのような人を好きになり、自分の性別をどのようにとらえるか)の単語が入っています。


性の多様性は大切だよね、とよく言われてはいるけれど、では自分の性別や性の多様性(個性、価値観)は具体的にどんなものだろう…?という段階にまで話が及ぶことは、とても少ないです。


性の多様性もすべての人が対象であり、一般的な「マイノリティ属性理解」はあくまで多様性実現プロセスの初期段階のひとつです。たとえ同じ属性(性別、LGBTQ+など)であったとしても、個々は豊かな内面の個性を持っており、大切なのはそのそれぞれの人のユニークさです。たしかに繊細な話題ではありますが、多様性を大切にしたいからこそ、性別や性のことをタブーにするのではなく、話法のほうを工夫したいと考え、5年間の開発と改良を経て、手法が確立しました。


互いに自他尊重のルールを守りながら、話せる範囲のことをできる表現で話していくことで、自他の安全な境界線を守りつつ、(他人のことや、グループの結論ではなく)自己への気づきを深めることができます。自分普段から何かに「モヤッ」とすることが多い人や、ことばでとことん思考を深めたい、語りたい、人の価値観を肌感で知りたい、自分も他人も尊重できる空間を体験したい、という方におすすめです。「黙っていてもいい」というルールがあるので、ただ他の人の話を聞きながら自分の思考を深めていてもかまいません。

(ソジテツ®オリジナル版、ソジテツシリーズの詳細はこちら





このイベントについて


こんにちは、イベント共催者のおおばやしあやと申します。フィンランドでソーシャルサービスという学問を学び、帰国後「本当の多様性実現」をテーマに、調査研究したり、企業研修を行ったり、対話ツールを開発したりしています。性の多様性に限らず、全ての人の多様性(=ひとりひとりのユニークな個性)について、生きづらさに課題を感じて、「自分も含め、ひとりひとりが自然体で生きられる社会になっていったらいいなあ」と願い続け、海外へ勉強しに行ったり、起業したり、地道に活動していたら、もう12年も経ってしまいました。


私(およびprojectテツラボ)が提供するイベントは、いわゆるマイノリティ理解ではありません。性別やLGBTQ+であるかなどの属性にまったく関係なく、「自分のことを知りたい、尊重したい」「世の中のこの〝ふつう”に何か違和感がある」と思っている個人個人の方のために行っています。「自分の“これでいいんだ”をみつける」という見方は、ダイバーシティ実現としては少し変わっているかもしれませんが、個人の体験からダイバーシティはまず自分の多様性を尊重するところから、自分の足元から広げていける、と信じています。タイトルが気になってこの記事を開いてくださった方に、このコンセプトが心に響いたら、対話に参加いただくことで、自分の自然体をみつけるお手伝いができたら…と願っています。



TRP応援、プライドウィーク企画ではありますが、それはプライドウィークという期間だからこそ、イベントの盛り上がりに合わせ「自分の中の多様性に目を向けたい」と思われた方に場を提供したい、これまでそういった催しに来たことのない方にも「せっかくだから」と足を向けていただきたいと企画をしました。


哲学対話のテーマは、まず一般的な「ふつう・当たり前」について体験や考えを語るところから始め、参加者の方の希望によって、人生、性別や性、恋愛、などの答えの出ないタイプのテーマをその場で即興的にチョイスしていく形になります。(下の画像はテーマの一部です)




会場となるAtelier GERさんは、L&GirlsメインのMixBar&Cafeとして営業をしていらっしゃいますが、「自分って何者なんだろう?」と模索中の方も、セクシュアリティだけでなく他のテーマでも社会で居心地の悪さを感じていて自分らしく肩の力を抜ける場所を探している方も、様々なお客様がありのままでのんびりと過ごしているお店です。


繁華街から少し外れた、世田谷の住宅街の中で、「それぞれの人が、属性に関わらず自分らしくある空間」を提供していらっしゃいます。外からお店の中が見えない構造なので、どんなお店なのか、気になっていた方もこの機会にぜひお申込みください。通常営業時、男性の初回来店は女性同伴必須ですが、今回4/29のイベントは性別・セクシュアリティに関わらずご参加いただけます。


※Bar開催であることから、こちらのイベントは20才以上の方を対象とさせていただきます。20才未満の方はオンラインイベント(学割有)にご参加ください。





このイベントでは、参加者の方の外側の属性「性別、LGBTQ+、ストレート…」は一切問いません。そういった属性はあくまで「外側からのラベル」であって、あなたご自身の多彩な内面を表してはいないからです。


その多彩な内面は、ふだん色々な「ふつう・当たり前…」や習慣などのノイズで気づかない状態にあります。他の人と対話する中でそこを深堀して、「自分ってこうなんだ…でも、これでいい」「他の人はまた違うな、自分も含め色々な人がいるんだな」を体感できる場を提供いたしますので、少しでも惹かれた方は、お申込みをお待ちしております。



こんな方に

  • 人生、性別や性についての「ふつう・当たり前」が気になっている

  • 自分自身の中にある価値観や多様性を知りたい

  • 繊細な話題を語れるようなインクルーシブな雰囲気を体感したい

  • 自他の多様性を尊重できる話し方を体験してみたい




開催情報・お申込み


  • 4/29(土/祝日) 昭和の日

  • 第一部:13:00-15:00+懇親タイム(任意)90分

  • 第二部:18:00-20:00+懇親タイム(任意)90分


  • 場所:「Atelier GER」東京都世田谷区上馬2-27-20 グリーンスボロウ1階

三軒茶屋駅より徒歩7分


  • 価格:各部2,200円(税込)

※ソフトドリンク2杯込み

※プライドウィーク特別価格になります

※一部・二部入れ替え制です


  • 人数:各部10名様まで



イベント構成について

2時間の対話イベントの後、90分の「懇親タイム」は任意でお店を楽しんでいただける時間になります。イベント後退場いただいても大丈夫ですし、その場に残り、他参加者の方や主催者との会話、お店のメニュー(通常営業価格)を楽しんでいただくこともできます。

※第二部の懇親タイム20時~は通常営業時間となり、イベント参加者以外のお客様がご来店する可能性もございます。



お申込み


①イベントページからお申込み ⇒②別途メールでお支払い情報(銀行振り込み、またはpaypal払い)がwbc-labo.jpより届きます ⇒③お支払い後確約となります。



ご案内

  • barでの開催であることから、20才以上の方とさせていただきます。20才未満の方は4/19-20の夜に行われるソジテツのオンライン対話イベント(学割有)にご参加いただければ幸いです。

  • 当日37.5度以上の発熱や咳が確認された場合は、参加をご遠慮ください。

  • マスク着用は厚労省の指針に基づき、個人の判断にお任せいたします。



共催者プロフィール


おおばやしあや

  • 一般社団法人ウェルビーイングコミュニケーションラボラトリー 代表理事

  • Laurea University of Applied Sciences Department of Social Services卒 (2016)/フィンランド国家認定ソーシャルワーカー(EU有効資格)

  • 多様性実現についての企業内研究や研修、本当に多様性を活かすための対話ツール開発を行う

  • 開発ツール:Cx3BOOSTER®、Cx3mini、ソジテツ®オリジナル版、ソジテツ®ReStart版 など

  • 好きなもの:温泉、湖のある森、オオカミ、雪景色

  • 好きな言葉:「冬来たりなば春遠からじ」


ウェブサイト

youtubeチャンネル「はらおちダイバーシティ


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